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 現在は、以下の3つの調査に取り組んでいる。(1)特定健診に相乗りしてデータを集める地域住民コホート、(2)妊婦とその親、子どもを調査対象とする三世代コホート、(3)学齢期の子どもを対象とする地域子ども長期健康調査。2014年2月時点で、地域住民コホートには約2万人以上が登録している。

 これまでの調査では、3744人について集計した結果、27%に抑うつ傾向が、5%にPTSDの疑いが見られたため、臨床心理士による電話などでの支援を行った。このほか、約10%に心不全の指標と腎機能障害が見られたが、これまでの研究と比べ著しい増加でなかったとしている。アレルギー検査では、実施した33種の項目のうちスギ花粉に関するものの割合が約40%と最大で、加齢とともにその割合は低下していくことがわかった。

 中谷氏は、ToMMoで利用しているスーパーコンピュータについて説明した。利用用途に分けた4ユニット構成で、公開用、医療ICT部門にそれぞれ1ユニットずつ、ゲノム解析に2ユニット割り当てている。演算能力は401テラFLOPS、CPUは1万6480コア、高速ストレージは12ペタバイト(50Pバイトまで拡張可能)、ストレージは300テラバイト(2.8ペタバイトまで拡張可能)となっている。