Senseは数多くのセンサーを搭載
枕に装着するSleep Pill(上の写真、中央円形のデバイス)は、6軸加速度計とジャイロを内蔵し、睡眠中の動きを検知する。センサーは動きから眠りについたことを把握し、深い眠りなのか、寝返りを打っているのかを認識する。目覚めも自動的に検知する。二人で一緒に寝ている時は、パートナーもSleep Pillを装着できる。相手がいびきをかいたり、寝返りを打つことを検知し、睡眠を妨げている要因を把握する。
Senseは、5種類のセンサーを搭載。ライトセンサーは寝室の明るさを測定。寝室が暗い方が安眠できるとされている。温度と湿度センサーで温度と湿度を測定し、利用者の好みの条件を学習する。微粒子センサーは、花粉など寝室内の微粒子を検知できるので、花粉症対策に役立つ。距離センサーで利用者の手の動きを検出し、アラームを止める。Senseは、Bluetooth LEでスマホと通信し、計測データを送信する。SenseとSleep Pill間はANTで交信する。ちなみにSleep Pillは防水加工されており、誤って枕カバーと一緒に洗濯しても壊れない。