性能低下の大きな要因となる電子リークは、SSDの動作/非動作、電源のオン/オフに関係なく生じる。電子が漏出(リーク)すると、電子の量(電圧)が変わってしまう。また、トンネル酸化膜が劣化していくと、電荷トラップ(電子を捕獲する欠陥)が増加するため、電子リークの速度が増加してしまう。つまり、従来と同じ電子リーク量であっても、一つひとつの記録素子が微細化すれば、電圧変動幅は増加し、データは破損・消失する可能性が高まる。
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