開放電圧の低さから、接続忘れのパネルを発見

 化合物系太陽光パネルを採用した太陽光発電所において、稼働前に実施する竣工検査を担当し、ストリングの開放電圧を測定していた際に、開放電圧が430Vを示したストリングを発見しました。他のストリングの開放電圧500Vに比べて、明らかに電圧が低いことが分かります。

 設計図面では、5直列・4並列で構成され、太陽光パネルの公称定格値から求められる開放電圧は、500V程度となるはずでした。このように、ストリングの開放電圧が低い場合、その原因として、太陽光パネルの接続忘れや結線の間違いが疑われます。

 そこで、太陽光パネル裏の接続を確認したところ、接続されていないパネルが1枚あることを発見しました(図2)。その後、すぐに施工業者に直してもらいました。

図2●ストリングの開放電圧の差から、太陽光パネルの接続忘れを発見
他のストリングの開放電圧500V に対し、430Vと低かった (出所:中部電気保安協会)
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