電動車両の搭載半導体は2倍
ハイブリッド自動車が伸びれば、車載半導体市場はこの予測よりもさらに成長するとしている。Infineon社によれば、2013年時点で、一般的なエンジン車で315米ドルの半導体が利用されているという。それがハイブリッド車になると、モーターを駆動するパワー半導体を搭載する必要があるので、さらに388米ドルに増える(図3)。つまり、合計703米ドルとなり、エンジン車に比べて約2倍の金額になる計算だ。電気自動車も同程度の719米ドルだという。
この他、ATV事業の日本市場における成功事例も3つ紹介した。レーダーとTPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)、エンジンコントロールである。