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グッドタイム リビング 千里ひなたが丘の外観
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 2014年11月1日、オリックス・リビングが手掛ける有料老人ホーム「グッドタイムリビング」の22棟目として、大阪府吹田市の「グッドタイム リビング 千里ひなたが丘」がオープンした。これに先立ち、同社は10月下旬に報道関係者向けの内覧会を実施。同施設に導入された最新テクノロジーなどを公開した。

 同社 代表取締役社長の森川悦明氏は、最新テクノロジー導入の目的を「入居者の安心に包まれた豊かな暮らしをつくる」とする一方で、もう一つの重要なポイントとして「職員が65歳までサービスに従事できる環境をつくる」と説明。75歳以上の後期高齢者が年々増加するなか、介護する側の生産年齢人口は減少していくという日本の高齢化予測を踏まえ、テクノロジーを積極的に導入することで介護者が長期にわたって業務に従事できるような環境作りを実現していくとした。

オリックス・リビング代表取締役社長の森川悦明氏

 さらに森川氏は、同社が注力するイノベーションへの取り組みとして「持ち上げない介護の実践」と「転倒などの不運な事故を無くす」という2点を挙げた。グッドタイム リビング 千里ひなたが丘に導入された主なテクノロジーは、赤外線距離センサーで転倒転落を予防する「見守りシステム」、入居者にあわせて高さを調整できる「昇降式洗面カウンター」、持ち上げない介護を目的とした「天井走行型リフト」、介護サービス業務を電子化して運用する「タブレット端末」の4つ。「見守りシステム」と「昇降式洗面カウンター」は、本施設がグッドタイムリビングとしては初めての導入となる。