東京都内を中心に通所介護事業などを手がける楓の風(東京都町田市)は2014年10月3日、地域経済活性化支援機構が同年9月に設立した「地域ヘルスケア産業支援ファンド」の第1号出資先として選定を受けた(関連記事)。同ファンドは、ヘルスケア産業成長のために資金と人材両面で支援するもので、みずほ銀行や横浜銀行など6行が23億円を出資する。
楓の風は今回の支援を受け、4年後をめどに、1都3県で、重度者対応の訪問看護ステーションを直営30カ所、機能訓練型の短時間通所介護事業所をFCで46カ所展開する方針。なお、同ファンドのもう1件の出資先は、医療法人富家会が運営するYOU(東京都豊島区)。機能訓練型の通所介護事業所を10~20カ所に拡大する。