変形したジャンクションボックスが80℃に発熱

 そこで、このパネルと、ジャンクションボックスが変形していない他のパネルの開放電圧を比較するため、パネル単体で開放電圧を測定しました。ジャンクションボックスが変形しているパネルは5V、正常なパネルは35Vを示しました(図2)。

図2●ジャンクションボックスが変形したパネルの開放電圧は5Vと30Vも低い
(出所:中部電気保安協会)
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 さらに、ジャンクションボックスの変形が、発熱によって生じたものかどうか、確認するために、ジャンクションボックスの温度を測定しました。

 変形していないジャンクションボックスの36℃に対して、変形したジャンクションボックスは、なんと80℃まで発熱していました(図3)。

図3●変形したジャンクションボックスは80℃に発熱
(出所:中部電気保安協会)
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 ジャンクションボックスは、太陽光パネルの裏側に実装され、出力リード線の接続端子とバイパスダイオードが収納されています。そして、セルの異常によって、バイパスダイオードが機能して迂回することで、バイパスダイオードに過大な電流が流れると発熱します。