中でも、コンクリート基礎への取り付け部は、水が最もかかりやすいため、金属製部品が最も錆びたり、腐食したりしやすい場所となっている。取り付け部の材料を金属からFRPに変えるだけで、最も耐久性の弱い部分を強化できる効果がある(図2)。

図2●最も耐久性の弱い取り付け部の材料をFRPに変えるだけで大きな効果
(出所:日経BP)
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 また、成型時に樹脂に顔料を混ぜることで、塗装せずに着色できる。例えば、幼稚園やテーマパークに太陽光発電システムを導入する場合に架台をカラフルにするなど、用途に合わせて色を変えられる(図3)。

図3●顔料を樹脂に混ぜ、多彩なカラーバリエーションを実現
(出所:NTTファシリティーズ)
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 色は、樹脂に混ぜた顔料によって決まる。ガラス繊維は白系の色のため、パステル調になりやすいものの、顔料の濃度によって色を細かく調整できる。

 北九州のメガソーラーは灰色系の色を、鹿嶋のメガソーラーは白と灰色のツートンカラーをそれぞれ採用した。

 開発の大きなテーマは、二つ目の、架台とパネルの設置作業の効率化にあった。