垂木の共通化と凸状ガイド

 最終的に開発したのは、п(ギリシャ文字のパイ)型の形状の垂木だった。

 隣接するパネルの左右の端(左のパネルの右端と、右のパネルの左端)にそれぞれ1本ずつ使っていた垂木を、1本に共通化した(図5)。これによって、必要な垂木の本数が半分に減った。従来構造の架台では、垂木が架台の約7割を占めており、共通化により部材コストと設置作業の工数の両方を削減できる。

図5●パネルの左右の端を支える「垂木」の数を半分に
隣接するパネルを支える垂木を1本に共通化した。従来構造の架台では、垂木が架台の約7割を占める(出所:日経BP)
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 パネルの設置作業の効率化では、さらに工夫した。その1つが、垂木のп型の上部の水平部の中央に凸状の構造を設けたことである(図6)。

図6●パネルの設置作業を効率化する、垂木の凸状構造
(出所:日経BP)
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