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中部国際空港の到着ロビーで天野氏を待つ人々
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到着ロビーで花束が渡される
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ノーベル賞のメダルを披露する天野夫妻
ノーベル賞のメダルを披露する天野夫妻
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 「まるで夢のような1週間だった」――。スウェーデンで開催された、授賞式をはじめとするノーベル賞関連のイベント「ノーベルウィーク」を終えて帰国した名古屋大学の天野浩氏は、帰国後の記者会見でこう切り出した。受賞記念講演や授賞式、授賞式後の晩餐会など、ノーベルウィークのイベントすべてが印象的だったと前置きした上で、特に地元学生の反応が印象に残ったという。受賞記念講演や記者会見でも、若者へのメッセージをたびたび発していただけに、強く記憶に残ったようだ。

 天野氏はノーベルウィーク中、地元の高校や大学で講演した。その際、「高校生や大学生とディスカッションできて、非常に充実した時間を過ごせた。学生の反応は大きくて、ストレートな質問が次々と飛び出してきたのが印象的で、刺激を受けた」という。特に、「学生が自主的に活動しているのに驚いた。彼らの組織が企画したイベントにも呼ばれて祝ってもらい、大変嬉しかった」と語った。

 会見で、高校生よりももっと小さな子供に対するアドバイスを求められると、「小さなときに、将来何をやりたいとはっきりと決められる子供は少ない。私自身もそうだった。なので、ひとつひとつ目の前のことに一生懸命取り組むのが大切だと思う」と答えた。