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 2014年は、データセンター分野でFPGAの採用が進んだ年だった(日経エレクトロニクス特集記事:ビッグデータに切り込む第3のコンピューター)。

 2014年6月、米Microsoft社が自社データセンターへのFPGAの大量導入計画を発表したほか(関連記事)、中国Baidu社(関連記事)、ドワンゴ(関連記事)、マイクロアド(関連記事)といった大手ネット企業が相次いでFPGAの導入・開発計画を明らかにした。CPUの動作周波数向上ベースが鈍る中、CPUとは異なるアーキテクチャーを持ったFPGAやGPUといったアクセラレーターに注目が集まっている。

Microsoft社が開発したFPGA搭載のIAサーバー(写真:Microsoft社)
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 2014年6月には、CPUの覇者である米Intel社までもが、サーバーCPU「Xeon」のパッケージにFPGAを収めた製品を投入予定と発表したくらいだ(関連記事)。

 FPGAそのものは、ASICの試作用途、さらには通信機器やテレビなど幅広い領域で以前から使われてきたが、その適用領域が広がっているといえる。

 数年前から、米国の金融機関などは株式の高頻度取引(HFT)や金融商品のリスク計算(関連記事)などにFPGAを利用している。しかし、Microsoft社のようなネット企業がFPGAをアクセラレーターとして本格利用し始めたのは、ごく最近のことだ。

FPGAベンダーもデータセンター向けを強化

 こうしたネット企業の動きを受けて、FPGAベンダーもデータセンター向けの製品を強化している。