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マーケティング的要素まで

 実証実験では神戸ポートアイランド全域(約840ha)において、交差点ノード数299、施設ノード数37について、各ノードのロケーションデータ(緯度・経度データ)と隣接情報をデータベース化。ロケーションデータに基づいて各ノード間の距離を計算した。「あるコースを辿ったときに、某地点と某地点を通過した際にどれぐらいの速度で、何番目であったかを提示する。各ノードの距離はあらかじめ計算しているので、最短経路を探索して表示する機能も実装した」(竹村氏)。

スマートフォンを利用した観光・健康情報サービス基盤のシステム概要
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 システム構築には、地図上に情報を表示するためにGoogle Maps API、サーバーサイドプラットフォームとしてApache、PHP、MySQLを利用。モバイル端末はスマートフォンとし、Webは動作が不安定であることからネイティブアプリとして実装したという。

 竹村氏は「スマートフォンの機種、OSによりGPSの精度に差があり、位置情報取得が課題。また、建物の入口がどこか、あるいは地点間の通路がつながっているのか地図上では判別できないことが多く、いちいち現地調査する必要があった」と課題を述べた。今後の展開については「観光情報とウォーキングを融合したシステム基盤の構築は有用であり、近くにおすすめのお店があるといった情報を登録するなど、マーケティング的なところまでつなげられるようにしていきたい」(同氏)と語った。