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低炭素社会における街の姿や暮らし方などを手軽に体験できる情報発信拠点「とよたEcoful Town(エコフルタウン)」。2014年4月に、交差点確認システムや中山間向けスマートハウス、交流広場など、計画していた施設がすべて完成した。今後は、この施設を通じて市民に低炭素社会を浸透させていくと同時に、市内の企業・団体による新ビジネスの開発を推し進める。

 豊田市のメッセージは「ミライのフツーを目指そう」。低炭素社会の一端を具現化し、エコフルタウンを訪れた市民が、未来の生活を体験できるようにしている。2012年5月のオープン以降も整備を続け、2014年4月に計画していたすべての施設を完成させた(写真1)。フルオープン直後のゴールデンウィーク期間中には、合計で約6000人の来場者があったという(関連記事『未来の低炭素型社会を体感できる「とよたEcoful Town(エコフルタウン)」』)。

世界70カ国800団体の視察に対応

 2012年5月のオープン以来、来場者は次第に増えている。しかも来場者に占める住民の割合が高まっている。オープン当初は1日平均100人ほどで、自治体や企業関係者などが7割を占めていた。これが2013年6月に施設を拡張したころからは、1日平均200人、そのうち7割が住民になった。それだけ、住民にエコフルタウンが浸透してきたということだろう。また海外からの視察も数多く、これまでに、およそ70カ国800団体の視察に対応した。

 エコフルタウンの施設には、次のようなものがある。豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト「Smart Melit(Smart Mobility & Energy Life in Toyota City)」の取り組み内容に関する映像やHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)などの展示をそろえたパビリオン、スマートコミュニティ実証を行っている東山町と高橋町と同様のスマートハウス、豊田市の木材で建設した地産地消ハウス「ホガラカ」(レストラン)、次世代自動車の一つであるFCV(燃料電池自動車)に充填を行うための水素ステーション、超小型EV(電気自動車)と電動アシスト自転車のシェアリングステーションであるスマートモビリティパーク、植物工場、交流広場などである。

【写真1】とよたエコフルタウンがグランドオープン
新たなスマートハウスの展示などを整え、2014年4月にグランドオープンした。(撮影:上野 英和)