藤沢市と協議し、公共用地に太陽光パネル

 Fujisawa SSTの街区の南側を道沿いに歩くと、塀沿いに2列に取り付けた太陽光パネルが細長く設置されているのが目に入る(図3、図4)。これは、パナソニックが「コミュニティソーラー」と呼ぶ、総出力100kWの太陽光発電システムだ。

図3●街区の南側には「コミュニティソーラー」を設置(出所:日経BP)
[画像のクリックで拡大表示]
図4●「コミュニティソーラー」にはパナソニック製のHIT太陽電池を採用(出所:日経BP)
[画像のクリックで拡大表示]

 パネル下の地中には、下水管があり、その上は公共用地。Fujisawa SSTのタウンマネジメント会社が藤沢市から土地を借りて設置し、平常時は固定価格買取制度(FIT)を活用して、東京電力に売電している(図5)。

図5●「コミュニティソーラー」の仕組み(出所:パナソニック)
[画像のクリックで拡大表示]