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「Applicare 2013」優勝アプリの発表も

 続く発表は、アプリと薬剤ケースによる服薬忘れ防止システム「flixy」。こちらは「Applicare 2013」で優勝した実績を持つ。アプリ開発者、研修医、ハードウエアエンジニアの3人から成るチームだ。

flixyの発表
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 ある調査によれば73%もの人が薬を飲み忘れ、そのうち約半数が「うっかり」によるものなのだという。flixyは薬剤ケースに小型のBluetoothモジュールを仕込み、アプリと連動させてスマートフォンに服薬タイミングを知らせる。ケースのプロトタイプは3Dプリンターで何度も改良を重ねた。

 服薬の自動ログ機能、飲むまで警告するアラート機能、遊びの要素を加えたゲーミフィケーション機能が特徴で、テストユーザーからは良い反応も返ってきているという。現在iOS版のアプリをApp Storeに申請中(2015年2月13日時点)。ケースはこれから本格販売を目指し、Webサイトでのプレオーダーで月間100個、初年度で1000個の販売を見込む。

 主なターゲットは生活習慣病を抱える壮年層とのことだが、窪田氏は「高齢者のニーズのほうが大きいのでは」と指摘。運営側としてはその認識はもちろんあるものの、高齢者層はスマートフォン操作に馴染みが薄いため、現段階ではターゲット年齢を絞ったと説明した。