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「グリーンセンサ・ネットワークシステム技術開発プロジェクト」の最終成果報告会の様子。概要を説明しているのは、プロジェクトリーダーを務めた、NMEMS技術研究機構 グリーンセンサネットワーク研究所 所長の前田龍太郎氏(撮影:著者)
「グリーンセンサ・ネットワークシステム技術開発プロジェクト」の最終成果報告会の様子。概要を説明しているのは、プロジェクトリーダーを務めた、NMEMS技術研究機構 グリーンセンサネットワーク研究所 所長の前田龍太郎氏(撮影:著者)
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挨拶するNMEMS技術研究機構 理事長の今仲行一氏(撮影:著者)
挨拶するNMEMS技術研究機構 理事長の今仲行一氏(撮影:著者)
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 社会インフラや建物内など、さまざまな環境で必要なデータを集めて分析し、サービスの向上や省エネルギーなどにつなげていくための技術開発を目的とした「グリーンセンサ・ネットワークシステム技術開発プロジェクト」の最終成果報告会が2015年2月26日、国立科学博物館(東京都台東区)で開催された。

 あらゆる場所にセンサーを取り付け、情報を集めて使いこなすには、センサーは小さく、安く、取り付けやすくなければならない。

 さらに、できるだけ寿命が長く、交換の必要がないことが望ましい。電源や通信の機能は、外部から賄わず、センサー端末内に備えたい。

 こうした要求を満たすセンサー端末や運用のためのシステム、要素技術を開発、検証するプロジェクトで、2011年4月~2015年3月の4年間、実施された。NMEMS技術研究機構が実施主体となり、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との共同研究開発方式で取り組んだ。

 セブン-イレブン・ジャパンが運営するコンビニエンスストアや、ダイキン工業のオフィスビル、幅広い分野の工場や製造ラインに、大量のセンサー端末を設置して、環境中のさまざまなデータや電力消費量を把握し、わかりやすく見えるようにした。

 単に省エネルギー化に活用するだけでなく、その拠点における事業そのものを強化できることまで検証された点で注目されている。