スパイラル式の杭基礎にも応用

 地上設置型の太陽光発電設備向けに、杭にらせん状の構造を備えたスパイラル式の杭基礎と架台を最適化し、セットで供給する取り組みも始めた(図12)。

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図12●杭基礎と架台を最適化して供給
(出所:日経BP)

 一般的なコンクリート基礎の場合、資材コストだけでなく、建設コストの高さ、工期の長さ、売電終了後の廃棄の課題がある。これを解消するという。

 また、施工時には、ほぼ残土が発生せず、撤去後に土壌が荒れる恐れも最小限に抑えられるとする。掘り出した杭や架台はリサイクルできる。

 杭基礎には、横方向の荷重に弱い課題がある。そこで、杭基礎と架台の組み合わせによって、横方向の荷重を吸収できるようにした。

 杭基礎と架台をセットとすることで、発電事業者にとっては、簡略に設計できる上、水平誤差を±50mm以内に抑えられ、低コスト化にも寄与する利点があるという。