新潟県東部太陽光発電所 3号系列向けの架台でも、部材の断面を共通化するなど、シンプルで設置しやすい構造を追求した。

 阿賀野工場の屋根上に設置した出力50kWの太陽光パネルの架台をベースに、さらに最適化した(図6)。特徴の一つに、架台の支柱などの金属部品を固定するための金具がある。

図6●阿賀野工場の屋根に設置した出力50kWの太陽光発電システム
東北電力に売電。左の列は発電しておらず、来場者が触れたり押したりして強度などの感触を確かめられる(出所:日経BP)
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 サカタ製作所が強みを持つプレス加工の技術を使い、1枚の鋼材を90度に曲げ、ボルトで固定する金具を採用した。

 「リブ」と呼ぶ凹凸形状を効果的に使うことで、相対的に薄く小さい寸法で、必要な強度を実現した(図7)。「プレス加工自体は、他社でも可能だが、ここまで薄く、小さい寸法で、強度を維持できる金具にすることは難しいだろう」と、岩名紘司技術室長は言う。

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図7●凹凸形状を効果的に使い、相対的に薄く小さい寸法で、必要な強度を実現
強みとするプレス技術を応用(出所:日経BP)