多様な折板屋根、共通化に限度がある金具

 太陽光パネルの固定用金具は、これまで建築用を含めて約4万種類を販売してきた。品目数が多いのは、折板屋根自体の種類が多いことに加え、「どのような屋根に対しても、求められる以上の価値を提供する」(坂田社長)という、同社の姿勢にある。

 太陽光パネルを固定する金具は、屋根に応じて共通化できる部分はあるが、実際には限られるという。

 例えば、折板屋根として代表的な、重ね式、ハゼ式、立平葺式、三晃式、嵌合式などの方式に対し、それぞれ複数の基本設計を用意している(図8)。それぞれの方式に、さらに屋根の種類が細分化される。

[画像のクリックで拡大表示]
[画像のクリックで拡大表示]
[画像のクリックで拡大表示]
[画像のクリックで拡大表示]
図8●代表的な折板屋根に対応した太陽光パネル固定用の金具
重ね式、ハゼ式、立平葺式、三晃式、嵌合式などの方式に対し、それぞれ複数の基本設計を用意(出所:日経BP)

 こうした数多くの屋根構造に対応する際に、国内すべての屋根メーカーと取引していることが強みになるという。メーカーごとの折板屋根構造の特性をほとんど把握しているからだ。