エコめがねで検出した「発電量ゼロ」事例

 エコめがねは、発電量がゼロに落ち込むと、アラート(警報)を発する機能を備えている。今回は、エコめがねで検知した、発電量がゼロに落ち込んだ例を紹介する。

 落雷や電力網の停電に伴うパワーコンディショナー(PCS)の停止や、高温時のPCSの停止、大雪の後のブレーカーの切断による停止、PCSや接続箱内への生物の侵入によるブレーカーの切断、太陽光発電所の外からの飛来物による出力の急降下などがある(図1)。

図1●エコめがねで検知した発電停止の例
(出所:NTTスマイルエナジー)
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 落雷時の送電網の瞬時電圧低下や、電圧の位相跳躍のほか、送電網の停電などによって、PCSの安全機能が働いて、自動で停止する。

 家庭用のPCSでは、停止後の「自動復帰」が認められているので、系統側の異常でPSCが停止しても、150秒など一定時間後に自律的に復帰する仕組みが内蔵されている。

 しかし、産業用の太陽光発電の場合、送電網側でそのトラブルが解消された後、手動で再び連系することになる。

 こうした場合、早期に「停止」を把握し、再連系すれば発電ロスが少なくて済む。遠隔監視によって発電ロスを最小限に抑えられる典型例の一つとなっている。

 遠隔監視を導入していない場合、電力会社から毎月送られてくる明細書を見るまで、トラブルを把握できないということも起こり得る。