西日の直射によるPCSの停止も

 大雪の後に、ブレーカーが切断し、発電が停止することもある。まだ原因を突き止めていないものの、エコめがねの顧客の発電システムでは、冬に生じるトラブルの一つとなっている。

 夏の高温時にPCSが停止するトラブルもある。高温によるPCSの停止は、最高気温の高い地域で起きやすいということはなく、PCSの設置位置に原因があることがほとんどという。

 西日が直接、当たるような場所にPCSや接続箱を置いたために、内部の温度が過剰に上昇し、安全機能が働いて停止する。

 こうした場合、施工会社などに相談し、西日が直接、当たらないように、ひさし(日よけ)を付けるなどの対応で改善できる。

 また、PCSや接続箱に、カエルなどの小動物が入り込み、感電してブレーカーが切断し、発電が停止するトラブルもある。筐体を開けてみると、黒焦げになったカエルが発見される。

 この事例は、施工が適切でないために起きる。通常は、配線の引き込み口など、小動物が侵入してきそうな場所は、パッキンと呼ばれる樹脂材料で埋めて防いでいる(図2)。

図2●ケーブルの引き込み口などは、樹脂材料で埋めて小動物の侵入を防ぐ
(出所:日経BP)
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 発電事業者の努力では防げない事例に、外からの飛来物によって太陽光パネルが覆われてしまい、発電量が急降下するトラブルがある。

 農地の近隣で起きたトラブル例として、畑に使うシートが飛んできて、パネルを広い範囲で覆ってしまったケースがある。発電量がゼロにはならなかったものの、出力が急低下し、エコめがねのアラートによって発見できたという。

(次回は5月28日に掲載予定)