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 2015年4月20日に六本木ヒルズ森タワーで開催されたグリーベンチャーズ主催のイベント「Digital Health Meetup Vol.2」。メディキャストの山口聡氏と濱中洋平氏のキーノート(関連記事)、医療関連分野に携わるベンチャー企業のパネルディスカッション(関連記事)に続き、前回(関連記事)と同様に「テーマ別セレクションピッチ」のセッションが実施された。

 今回登壇したスタートアップは「Healint」「ミーカンパニー」「LPixel」の3社。以降では、各社のアピールを順に紹介していこう。

 初めに登壇したのは、片頭痛の症状などを記録して改善に役立てるスマートフォン向けのアプリ「頭痛ろぐ(英語名:Migraine Buddy)」を提供するHealint社CEOのFrancois Cadiou(フランソワ・カデュー)氏。同社はシンガポールを拠点に、世界各地でアプリ配信を展開するグローバル企業だ。

Healint社CEO Francois Cadiou氏
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 「頭痛ろぐ」は、片頭痛の症状や痛みの時間、睡眠時間などを記録するアプリ。世界中の利用者からのデータを収集・解析することで、片頭痛の原因や効果的な治療法などを解明することを目的としている。2014年7月にオリジナルの英語版をリリースし、日本では2014年12月にAndroid版、2015年3月にiOS版が登場した。

 利用者の反応は好調で、ユーザー数もコンスタントに増加中。米国では「精神神経科の医師が自分の患者に勧めるケースもある」(フランソワ氏)。さらに、利用者が増えることでアプリからの膨大なデータが収集されており、現在は1日で100GBのデータが蓄積されているとのこと。このデータを解析することで痛みや傾向などのさまざまなパターンが見えてくるため、「これらのデータの蓄積によって、治療のやり方などの改革につながる」とフランソワ氏は力説する。