8駅合計でメガクラスを実現

 実は、東京メトロでは、2012年から東西線の地上駅に順次、太陽光パネルを設置してきた。東西線は、南砂町駅を過ぎると地上に顔を出して荒川を渡り、それ以降の8駅(西葛西、葛西、浦安、南行徳、行徳、妙典、原木中山、西船橋)はすべて地上にある。これら8駅のホーム屋根上に、それぞれのスペースに応じて約100kWから約250kWの太陽光パネルを設置。最後の西船橋駅への導入で、合計出力が約1000kW(1MW)に達した。8駅全体の総投資額は約15億円となった(図3図4図5図6)。

図3●東西線・妙典駅の屋根に設置した太陽光パネル。三菱電機製の単結晶シリコン型を採用した。
(出所:東京メトロ)
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図4●東西線・原木中山駅の屋根に設置した太陽光パネル。三菱電機製の単結晶シリコン型を採用した。
(出所:東京メトロ)
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図5●東西線・西葛西駅の屋根に設置した太陽光パネル。ソーラーフロンティア製のCIS化合物型を採用した。
(出所:東京メトロ)
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図6●東西線・葛西駅の屋根に設置した太陽光パネル。サンテックパワージャパン製多結晶シリコン型を採用した。
(出所:東京メトロ)
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 西船橋駅では駅のリニューアル工事と合わせ、光透過性のある屋根材一体型パネルを採用して意匠性も高めたが、ほかの駅には既存の折板屋根の上に、光透過性のない一般的なパネルを金具で固定した。このためホームを利用する乗降客からパネルは見えない。