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通信と放送の連携サービスが,ワンセグから本格化する。これまでもインターネット・テレビやテレビ付きパソコンなどいろいろな試みがあったが,新しいサービスを生み出し定着させたとはいえない。一方,ワンセグは従来のテレビに「携帯性」という新しい利用方法を持ち込み,しかも端末には通信機能を備える放送サービスである。 試行錯誤の中からキラー・アプリケーションを生むため,ユーザーの利用動向などのデータを積み重ねていく。

 「ワンセグ対応機の販売実績は予想以上。発売1カ月で6万4000台を売り上げた」(NTTドコモ 代表取締役社長の中村維夫氏)。

 いずれもユーザーの人気が高いテレビと携帯電話。その二つの機能が1台の端末に共存するワンセグには,新たなサービスを切り開くものと期待がある一方で,その市場性を疑問視する向きもあった。「放送,携帯電話の両業界に共にメリットがあるビジネス・モデルが不在ではないか」「端末のコストは安くなるのか」「そもそも消費者が『テレビ・ケータイ』を受け入れるのか」といった不安があったからだ。