元の許容値案「30dBμA以下」は,総務省の「高速電力線搬送通信に関する研究会」が2005年12月に取りまとめた。ところが,この研究会は「あくまで総務省の非公式な会議」(総務省 電波環境課)であったため,情報通信審議会 情報通信技術分科会 CISPR委員会で許容値を再議論する必要があった。その結果,研究会案が見直され,15M~30MHzでのコモンモード電流の許容値を準ピーク時で20dBμA以下にすることが決まった。この提言は2006年6月29日の情報通信審議会で審議され,そこで答申を受ければ,同年秋ころに省令改正がなされる見通しだ。
電力線通信に再び暗雲 映像伝送には悲観論も
住宅地域を考慮し許容値を10dB抑制へ
元の許容値案「30dBμA以下」は,総務省の「高速電力線搬送通信に関する研究会」が2005年12月に取りまとめた。ところが,この研究会は「あくまで総務省の非公式な会議」(総務省 電波環境課)であったため,情報通信審議会 情報通信技術分科会 CISPR委員会で許容値を再議論する必要があった。その結果,研究会案が見直され,15M~30MHzでのコモンモード電流の許容値を準ピーク時で20dBμA以下にすることが決まった。この提言は2006年6月29日の情報通信審議会で審議され,そこで答申を受ければ,同年秋ころに省令改正がなされる見通しだ。
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