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 ソニーは,従来よりも広い色空間規格「xvYCC」で撮影できるビデオ・カメラを発売した。xvYCC対応の映像機器は,例えばセイコーエプソンが携帯型ビューワ,ソニーが液晶テレビなどを製品化済み。しかしこうした表示装置の性能を引き出すxvYCCの動画コンテンツは,これまでほとんど存在しなかった。今回のビデオ・カメラは事実上,xvYCCの動画コンテンツを生成する最初の民生機器となる。

 ソニーはxvYCCを用いたことで,これまで動画用で一般的だった色空間「ITU-R BT.709」(静止画における「sRGB」に相当)で表現できない深みのある緑色や鮮やかなピンク色などを表現できるようになったとする。「自然界の物体色を,より忠実に再現可能」(ソニー)。xvYCC規格を,広く消費者に認知させるために,ソニーは「x.v.Color」という新呼称の利用をエレクトロニクス業界に対して提案しており,自らも今回のビデオ・カメラからx.v.Colorを使い始めた。