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日経ものづくり 速報

三菱電機,ドラムが動く洗濯乾燥機
つり棒で調整し,最適な条件を実現

日経ものづくり 速報 三菱電機が2007年5月上旬に発売する洗濯乾燥機「ムービングドラム MVW-VD1」は,ドラム(洗濯槽)の角度が変わる(図)。これは,洗濯,脱水,乾燥といったプロセスごとに最適条件を実現するためだ。例えば乾燥運転のときは,垂直から15°前に傾かせる。すると,ドラム内の衣類が動きやすくなって,均一に温風が当たるので速く乾燥でき,ふんわりした感触に仕上げられるという。

つり棒でドラムを引き上げる

 ドラムの向きを変えるため,三菱電機は独自の機構を採用した。
 通常の縦型洗濯機は,外装に固定された4本のつり棒とドラムの四隅をつなげて固定する手法を採っている。一方,ムービングドラムは,この4本のつり棒のうち,後ろの2本の長さを変化させることで,ドラムの向きを変える。つり棒の長さが最も長くなったときは,4本のつり棒の長さが同じなのでドラムの角度は0°(直立)。後ろ2本のつり棒が最も短くなったときには,ドラムの後部が上がって前傾し,20°に傾く。