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日経オートモーティブ Inside Story



ステレオカメラの原点に還る

第4世代「ADA」の開発
富士重工業が世界で初めて実用化したステレオカメラによる予防安 全技術「ADA(Active Driving Assist)」。カメラだけで歩行者 検出を可能にする次世代ADAが商品化を前に最後の仕上げに入っ ている。低コスト化と検出精度の向上を両立するために、開発陣は 試行錯誤を繰り返した。

 2台のカメラを使った富士重工業独 自の予防安全技術「ADA(Active Driving Assist)」が、新たな展開を迎えて いる。先行車追従だけでなく、プリク ラッシュ・セーフティや歩行者の認識 など新機能を盛り込んだ第4世代への 進化が目前に迫っているのだ。第4世 代のADAとはどういうものなのか。 その開発の裏にどんなドラマがあった のか。それを説明する前に、これまで のADAの歴史を振り返ってみよう。
 最初のADAは1999年に「レガシィ・ ランカスター」のオプション装備とし て登場した。その機能は、車線逸脱警 報/車間距離警報/車間距離制御クル ーズコントロール/カーブ警報の四つ である。その後、2001年に登場した第 2世代では、前方の対象物との距離情 報などからVDC(Vehicle dynamics Control)の特性を変えるプレビュー制 御が加えられた。2003年の第3世代で は、ステレオカメラとミリ波レーダを 併用するフュージョン方式となり、ふ らつき警報/グリップモニター/追従 モニター/前車発進モニターの機能が 追加された。

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図●第1世代のADAを搭載した「レガシィ ランカスターADA」
1999年に初めて搭載した。