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日経オートモーティブ 技術レポート

 日本精工は2007年12月、タイヤのグリップ状態を検出してグリップを失わないように制御する電動パワーステアリング(EPS)と、FF(前部エンジン・前輪駆動)車の操舵フィーリングを改善するEPSを開発した。いずれも運転者が路面からの情報をより適切に把握して正しい操作ができるようなステアリング機構の開発の一環である。

 同社はこれまで、ステアリングの振動を低減するアクティブ制振機能を持つEPSや、アシスト力を調整することで自然なステアリングの戻りを実現するアクティブ・ヨー・ダンピング機能を持つEPSを開発している(図)。
 今回、これらに加えて、タイヤグリップが失われたことを検知して操舵を支援する機能を開発。さらに、リニアな操舵感を得るため、操舵反力(運転者の操舵トルク)の位相遅れを補正制御する機能も開発した。

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図●電動パワーステアリングの開発項目