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日経オートモーティブ 技術レポート

 トヨタ自動車は、車載ソフトウエアの開発プロセスを標準化した「トヨタソフトウエア開発方式」(仮称)の策定に乗り出した。部品メーカーを含めて標準化することでソフトの品質を高める。長期的な展望として方向性を表明したもので、現在は各種開発プロセスについて情報収集している段階という。

 独立行政法人IPA(情報処理機構)が2007年11月末に開催したシンポジウム「SEC設立三周年成果報告会」で、トヨタが明らかにした。新しい開発方式は、これまでの「トヨタ生産方式」のソフトウエア版との位置付けだ。
 基本的な開発方式を修得した技術者であれば「国籍を問わず、どこでも、誰でも、高品質な車載ソフトを開発できる」(BR制御ソフトウェア開発室主幹の佐藤浩司氏)のが狙い。時期は未定だが、既存の標準開発プロセスを参考に独自方式としてまとめたい考え。

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図●「トヨタソフトウエア開発方式」のイメージ
開発プロセスの標準規格や標準モデルを参考に策定する。グローバルでの自動車の開発や生産に対応するため、世界標準への対応は欠かせないという。