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東芝セミコンダクター社が,次世代のSoCアーキテクチャ「Venezia」を開発した。携帯電話機,デジタル家電,車載機器など幅広い用途でソフトウエアを使い回すことを想定している。このために,従来のハードワイヤド回路中心のアーキテクチャから,機能の多くをソフトウエアで処理する方向に変更した。同種のCPUコアを複数内蔵して処理を分担する,いわゆるホモジニアス構成のマルチコアを採用し,ソフトウエアの再利用性を高めている。2009年中にも実用化が始まるVeneziaアーキテクチャについて,開発担当者に,開発の背景となった考え方や実現技術の詳細,試作チップの特性評価結果のほか,今後の課題や技術的方向性などについても説明してもらった。(大石 基之=本誌)

坪井 芳朗,太田 裕,山下 高廣
東芝セミコンダクター社 半導体研究開発センター

 マルチメディア処理を多用する次世代SoC(system on a chip)に向けた新アーキテクチャ「Venezia」を開発した。統一したプラットフォームで幅広い製品分野や多様な機能要求に対応するために,多くの機能をソフトウエアで実現することを目指した。