PR


 初代BDレコーダーの開発は難航していた。開発を担当した中村和彦(現・パナソニックAVCネットワークス社 ネットワーク事業グループ ビデオビジネスユニット 商品技術グループ グループマネージャ)は「一つ問題を解決すると,また新たな問題が出てきよる。まるで映画の『インディ・ジョーンズ』みたいやった」と振り返る。

 中でも,アーキテクチャの開発を担当した瀧川晋一郎(同グループ ビデオビジネスユニット 商品技術グループ HDレコーダー/BD総括担当 参事)は苦しんだ。問題はテレビ向けSoC(system on a chip)「PH1」とレコーダー用の専用LSIがそれぞれマイクロプロセサを内蔵していたことだった。「離れたプロセサ同士で同期を取りながらうまいこと動かすのが,予想以上にしんどかった」(瀧川)。