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【速報】カーボン・ナノチューブでマウスに中皮腫 「吸入しない取り扱いを」と国立衛研

 やはり出た。国立医薬品食品衛生研究所安全性生物試験研究センター毒性部などが実施した,マウスに多層カーボン・ナノチューブを「大量投与」する実験で,中皮腫が高い確率で発生した(図)。これは,このカーボン・ナノチューブがアスベストと同様の人体に対する危険性を持つことを示す。実験を取りまとめた毒性部長の菅野純氏は,「アスベストと同じ形/サイズの粒子を含むカーボン・ナノチューブに関しては,吸入しないような労働管理と製品開発を心掛ける必要がある」と,慎重な取り扱いの必要性を訴える。(以下,「日経ものづくり」2008年7月号に掲載)

図●マウスの中皮腫による累積死亡率
図●マウスの中皮腫による累積死亡率