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【特報】怒濤のエコ 低コスト化の提案も相次ぐ

2012年以降に次々と予定されている自動車に対する環境規制の強化。それを乗り越えていくには,手を付けられる部分は何でもやっていかなければならない─。こうした意識の下,自動車向けの環境技術がどんどん多彩になってきている。その一方で,原油や原材料の高騰は長期化の様相を呈しており,原価低減も焦眉の急。自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展 2008」では,環境対応と低コスト化に向けて多くの技術が提案された。

 2008年5月21~23日の3日間,パシフィコ横浜で開催された自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2008」。その中で特に目を引いたのが,環境対応とコスト低減のための技術である。環境対応では,排出ガスの熱エネルギを回収して利用するなどの提案があり,環境対応のための技術が多彩になってきている。また,足下の原材料の高騰を受けて,熱処理工程を省ける金属材料や,塗装なしで使える成形材料など,製造コストを根本から見直す提案が相次いだ。(以下,「日経ものづくり」2008年7月号に掲載)

図●排出ガスの熱でエンジン冷却水を加熱する「排気ヒートコレクタ」(三五)
図●排出ガスの熱でエンジン冷却水を加熱する「排気ヒートコレクタ」(三五)