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トヨタ、環境フォーラム2008

 地球的規模で温暖化、資源価格の高騰が進む情勢の中で開催されたトヨタ自動車の「環境フォーラム2008」。同社はここで新世代の直列4気筒ガソリンエンジンや変速機などを公開した。同社副社長の瀧本正民氏に、技術部門の大改革についても狙いを聞いた。

 今回のフォーラムで注目されるのは、ここで初めて公開された新開発エンジン2種。排気量2.5L・直列4気筒の「2AR-FE」(図)と、1.3L・直列4気筒の「1NR-FE」である。現行2.4Lの「2AZ-FE」と、現行1.3Lの「2SZ-FE」に対して、ともに総排気量は拡大されている。
 ARエンジンとNRエンジンの登場で、2006年に発表した1.8Lの「2ZR-FE型」を第1弾とする直列4気筒エンジンの「Rシリーズ」への移行が完成する。Rシリーズの主な特徴は、従来の「Zシリーズ」がシムレス直打式バルブ作動だったのに対し、フリクションを大幅に低減したローラーロッカアーム作動に切り替えたことと、吸気側に加えて排気側にも連続可変バルブタイミング機構「VVT-i」を装備した「デュアルVVT-i」を採用したことである。

新開発の「2AR-FE」エンジン
新開発の「2AR-FE」エンジン
排気量2.5L・直列4気筒の新世代グローバル基幹エンジン。