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 WiMAXの世界での普及に向けた実験場になる─。エレクトロニクスのハードウエア受託生産で大きな成功を収めてきた台湾が,政府主導で新たな挑戦に取り組んでいる。

 計画は壮大だ。WiMAXのハードウエアのみならず,ソフトウエア,サービスを含めた「エコシステム」を世界に先駆けて台湾内に構築し,WiMAXが世界で普及するための原動力になることを目指す。

 台湾は1990年代以降,半導体や液晶パネルを基幹産業に育ててきた。2000年以降は通信分野に力を入れており,これを「第3の1兆台湾ドル産業」(1台湾ドル=約3.5円)に育てる目標を掲げている。WiMAXはこの目標を達成するための生命線なのである。