PR

【私が考えるものづくり】成富 正徳 大成プラス 代表取締役 社長 ものの造り方をつくる

 ものを造る,という発想でスタートした途端,既成概念に縛られちゃう。特に,我々がやっている樹脂の成形では気を付けないといけません。まず,射出成形機は既製品だし,素材も化学メーカーの既製品。金型だって顧客の図面通りに造るわけだから,ある意味で既製品です。つまり,三つの既製品を組み合わせて,いかに早く正確に成形品を取り出すかが勝負になる。でも,そこに待っているのはコスト競争です。豊富な資金で強力な設備を買い,優秀な人材を低賃金で確保しているようなところに勝てるわけがない。(以下,「日経ものづくり」2008年9月号に掲載)