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【トヨタ流人づくり 第6回】職場を支える縁の下の社員 ねぎらうことで大きな実り

「だから,部下が動く トヨタ流 人づくり」では,今,多くの日本メーカーの管理者が頭を悩ませている社員の人材育成に関して,トヨタ自動車の考え方や方法を伝授します。社員にやる気とモチベーションを与え,自ら動く組織をつくるための直接的,間接的なヒントが満載です。本コラムは中部産業連盟が開催するセミナー「トヨタ流モノづくりと人づくりの心・伝承塾」講座の講演内容を編集部が取材し編集したものです。

 「成果主義だ」「実力主義だ」「実績主義だ」と,世間はかまびすしい。いきおい,目立つ業務や新しいプロジェクトなど,脚光を浴びる仕事に取り組む社員ばかりが評価されてしまう─。数字偏重への時代の流れなのか,多くの日本企業でこうした傾向が見られます。
 職場やチームを導く管理者にとって,メンバーのやる気を高めることや,メンバーへの理解行動,自身の管理に対するPDCA行動などが大切であることにこれまで触れてきました。しかし,管理者としてこれらに勝るとも劣らない大切な仕事がもう一つ残っています。(以下,「日経ものづくり」2008年9月号に掲載)