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過去8回にわたって,CMOS RF回路の設計に必要な回路方式や要素回路を解説してきた。最終回となる今回は,2.4GHz帯向け低IF型受信機チップの設計方法を詳細に解説する。さらに「ISSCC 2008」で発表された論文の中から,最新CMOS RFチップの具体例を紹介する。(山下 勝己=本誌)

束原 恒夫
会津大学 コンピュータ理工学部
コンピュータ論理設計学講座 教授

 CMOSプロセスを使ったRF(CMOS RF)回路に必要な構成要素を第6回~第8回の3回にわたって説明してきた。今回はその集大成だ。CMOS RF回路の具体例として2.4GHz帯向け低中間周波(IF)型受信機チップを取り上げ,その設計方法を解説する。さらに,最先端のCMOS RF技術の具体例として,2008年2月に開催された半導体回路技術関連の国際会議「ISSCC(International Solid-State Circuits Conference) 2008」において発表された論文の中から,注目度が高かったチップや技術を紹介しよう。