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<最後の砦を守る>
差を広げるのは今しかない
正念場迎える国内電子部品

 これまで高い競争力を持っていた国内の電子部品産業が曲がり角に差し掛かっている。エレクトロニクス機器の低価格化や海外電子部品メーカーの台頭を背景に,村田製作所やTDKといった国内大手メーカーの利益率が軒並み低下してきた。その原因を分析すると,過去のDRAMや液晶パネルと似た構図が見えてくる。過去の教訓から戦略を練り直し,強さを維持できるのか,国内電子部品メーカーの手腕が問われている。

<セラミック・コンデンサ>
もう無風地帯ではない
安さ狙った積極投資へ

 「日本経済の宝」と言われる積層セラミック・コンデンサ・メーカーが揺さぶられている。Samsungグループら海外勢が,量産技術力でのし上がってきたためだ。国内勢の真の実力は,これから問われる。

<水晶デバイス>
台湾勢が市場を侵食
コスト削減で生き残る

水晶デバイスの分野では,低価格を売りにする台湾TXC社が台頭してきている。携帯電話機向けの市場で圧倒的な強さを誇ってきた国内メーカーも,安穏としていられない状況になってきた。

<電源モジュール>
薄型TV/産業に注力
技術で海外勢に対抗

台湾メーカーの躍進が続く外販電源モジュール市場。国内メーカーの稼ぎ頭である薄型テレビ用市場も台湾メーカーに奪われる危険性が高まってきた。国内メーカーは,生き残りをかけた新戦略を打ち出す。