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RoHS指令をキッカケに,有害物質対策に奔走してきたエレクトロニクス業界。中でも,とことん苦しんだのが,はんだのPbフリー化である。業界を挙げた数年にわたる試行錯誤によって何とかPbフリー化を成し遂げたが,それは,単に一つの波を越えたにすぎない。 総合的な環境対策という広い視野から見ると,Pbフリー化によって増える消費エネルギーへの対処,つまり地球温暖化対策という次の波が迫っているからだ。

 「現在のPbフリーはんだは,本当の意味で従来のSn-Pb共晶はんだの代替技術と呼べるのだろうか」─。ここ数年,Pbフリー化に関連する業務に携わってきたあるエレクトロニクス・メーカーの技術者は,このように疑問を投げ掛ける。