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【詳報】シャープ「ヘルシオ」躍進の秘訣 失われたコスト競争力を再構築

 シャープの調理家電事業が好調だ。業界全体の出荷金額がほぼ横ばいの中,同社の売上高はここ4年,前年比2けた%の割合で増え続けている。それ以前は,減少していたにもかかわらず,だ。
 こうした急成長のけん引役となっているのは,過熱水蒸気によって食材を加熱する調理器「ヘルシオ」である。
 同社は,ヘルシオを発売する際,電子レンジなど従来の調理器とは全く違う機能を前面に押し出した。過熱水蒸気で焼くことによって,食材に含まれている塩分や油分を減らす「減塩」「脱油」機能だ。それが「健康にいい」という評判となり,店頭で指名買いされるなど,消費者から受け入れられたのである。(以下,「日経ものづくり」2008年11月号に掲載)

図●「ヘルシオ」最新機種の特徴
図●「ヘルシオ」最新機種の特徴
付加価値を高めながら,競争力のある実売価格を維持している。