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データシートが読みこなせなければ,A-D変換器は扱えない。絶対入力電圧と絶対最大定格の違いや,内部コンデンサの容量の意味するところを理解することなく使い,トラブルに結び付くケースは意外と多いという。そこで前回に引き続き,デートシートの読み方を基本から解説する。(清水 直茂=本誌)

中村 黄三
日本テキサス・インスツルメンツ アプリケーション技術部 エンジニアリング・エキスパート

 前回からA-D変換器のデータシートに使う用語を解説しており,今回は全3回のうち2回目となる。第1回は,AC用途のサンプリング特性とAC特性を説明した。今回は引き続き,アナログ入力特性とDC特性を解説する。データシートの例として,AC用途の逐次比較型A-D変換器(「ADS8422」,16ビット,4Mサンプル/秒,米Texas Instruments Inc.(TI社)製)を使う。