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【詳報】技術者を元気にする薬は「世界一の目標」 日本精工はどう閉塞感を打破したか

 2008年10月30日から11月4日に開催された「第24回日本国際工作機械見本市(JIMTOF 2008)」で,「世界一」の技術を精力的に発表した企業がある。軸受やボールねじ,直動案内など機械要素部品を手掛ける日本精工だ。同社のブースに並んだ送り速度240m/分の超高速テーブル,回転速度5万rpmのスピンドル,同2万5000rpmの「高速・高出力グリース補給スピンドル」はすべて同年10月時点で「世界最高速」(同社),つまり世界一である。(以下,「日経ものづくり」2009年2月号に掲載)

図●JIMTOF 2008に展示した,送り速度240m/分の超高速テーブル
図●JIMTOF 2008に展示した,送り速度240m/分の超高速テーブル
(a)送り速度240m/分は世界最高レベルの速さ。現在は120m/分程度。(b)高剛性化に貢献した,ボールねじの 支持方法。片端を固定する「半固定」ではなく「両端固定」を採用した。剛性は半固定より4倍高い。(c)発熱対策。軸心冷却に加えて,ナット冷却と支持軸受冷却を併用した。これで両端固定も可能になった。