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 「日本のシステムLSI業界は,メーカー数が少し多いと思う。業界再編を視野に入れ,システムLSI事業とディスクリート事業の分社化を含めた抜本的な構造改革を検討する」。業績の急激な悪化を受け,2009年1月29日に東芝 取締役 代表執行役社長の西田厚聰氏が打ち出したこの方針により,エレクトロニクス業界に地殻変動が起きようとしている。

 翌30日,東芝と同様に,半導体事業の不振に頭を抱えるNECと富士通の首脳陣も,自らの考えを明らかにした。両社とも,現状の収益改善を最優先としつつも,その後の業界再編の必要性を感じている点については東芝と一致する。「NECエレクトロニクスには赤字からの脱却を求めている。それが実現できた,または方針のメドが立った暁には,あるべき姿を考え,現状との可能性を検討した上で,決断すべきギャップを調査し,あらゆる時期が来ると思っている。…