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【ドキュメント R&D】日産自動車/GT-Rの開発 最終回 一つの区切り

 全国的な猛暑に見舞われていた2006年夏の日本。仙台市郊外にある「仙台ハイランドレースウェイ」では,連日のように「GT-R」の試作車の試験走行が続いていた。その様子を,開発チームの主要メンバーが見守っている。
 サーキットそのものを「開発拠点」にしてしまうのがGT-Rの開発スタイルである。開発に携わる多くの技術者がサーキットに集結し,走行試験で発覚した問題をその日のうちに修正。翌日には完成度を高めた試作車で走行試験を行う。少人数・短期間という厳しい制約条件の中で,開発総責任者の水野和敏は,こうした開発スタイルを確立していった。(以下,「日経ものづくり」2009年3月号に掲載)