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 四釜製作所は,多品種少量の機械部品加工や治工具の設計/製作,自動化機械の製造などを手掛ける。多様な加工設備を一つの工場に集め,幅広い顧客ニーズに対応することが特徴である。電気配線を含む組み立て業務もこなしている。

 特に同社の持ち味が発揮されるのは,工程数の多い部品加工だ。中でも,近年受注が増えたのが各種産業機械向けの架台(フレーム)造りである。金属板を所定の寸法にカットし,板金,溶接,切削,研削,組み立てなどの工程を経て塗装仕上げする。

高い内製率が競争力に

 こうした加工の場合,中小の加工会社では,得意な工程を自社で担当し,他の加工は協力会社に委ねるのが一般的だ。板金会社でも架台の加工は可能だが,面粗度など精度を要求されると,切削や研削が必須となるためだ。しかし,工程ごとに分担して複数の加工会社がかかわると納期遅れが生じやすく,コスト高の要因にもなる。

 これに対し,四釜製作所は全工程を自社で加工するので機動力がある。

〔以下,日経ものづくり2009年4月号に掲載〕
多品種少量が基本の溶接作業
多品種少量が基本の溶接作業
物流センターで使用する袋掛け自動化装置の架台を溶接しているところ。このほか,切削,研削,板金,塗装,組み立てなどにも一つの工場で対応できる。