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「新人にも分かる 工場安全のツボ」は,生産現場における本質安全構築の基礎を学べるQ&A方式のコラムです。現場で悩むことの多い工場安全の疑問とその回答を通じて,真の工場安全を実現するために必要な考え方や手法を紹介していきます。

【Q】工場内の設備向けに安全柵を設計しているのですが,高さや設置位置などの寸法をどう決めればよいのか分かりません。何か参考になるものはありますか?



 安全柵の設計では,設備の安全性はもちろん,作業性,スペース,コストなど考慮すべき事項が多岐にわたります。これらの要件を満たすには,高さや設置位置といった寸法を適切に決めなければなりません。設計者には悩ましい問題です。

 寸法を決める際は,以下のJIS規格を参照するとよいでしょう(日本工業標準調査会のWebサイトなどで閲覧できます)。

〔以下,日経ものづくり2009年4月号に掲載〕

前田育男(まえだ・いくお):IDEC 規格安全ソリューションセンター
機械,制御,安全,防爆などに関する国際規格,欧州・北米各国規格/規制に基づく製品認証関連業務やリスクアセスメント支援に従事。現在,制御・安全技術に関するIEC(国際電気標準会議)の委員をはじめ,ロボット技術,防爆技術,機能安全技術,半導体製造装置関連の標準化活動に携わる。セーフティ・リードアセッサ資格を有する。

関野芳雄(せきの・よしお):IDEC 規格安全ソリューションセンター
安全制御設計技術者として多くの製品開発に携わり,現在は,グローバルに通用する本質安全設計/安全防護の考え方などの安全技術指導や安全システム設計に従事。ISOロボット安全規格作成の国際委員としての経験を基に,機械メーカー/ユーザーに対する各種リスクアセスメント支援を行う。セーフティ・リードアセッサ資格を有する。

岡田和也(おかだ・かずや):IDEC 規格安全ソリューションセンター
安全機器,システム,ネットワークなど,安全制御設計技術者としての経験を有し,現在は,ロボット制御セル生産システムのリスクアセスメントや安全システム設計に従事。ISOロボット安全規格の国際委員会委員,安全応用研究会専門委員会委員などの規格関連委員を務める。セーフティ・リードアセッサ資格を有する。