パナソニックは2009年10月21日,発光ダイオード(LED)を光源とする電球型照明(以下,LED電球)を発売する。既に大手メーカー各社は,同年7月~9月にかけて実売価格4000円前後の低価格LED電球を市場投入しており,それを追いかける形になる。
パナソニック製品の特徴の一つは,筐体(ヒートシンク)にプレス成形品を採用したこと(図)。LED素子は非常に小さいため,そこから出る熱を素早く拡散・放熱しないと素子温度が急上昇し,発光効率(エネルギ消費効率)や寿命に悪影響を及ぼす。
〔以下,日経ものづくり2009年10月号に掲載〕
